HT-House
土地の起伏を生かした立体的庭園空間
ガーデンの緑に囲まれたエントランス空間。正面に裏通りにつながるレベルの通路が見える。二つのレベルの中間に浮かぶラウンジを柔らかく緑が囲む。
上:エントランス断面図:5mの高低差を利用し立体庭園にラウンジが浮かぶ構成とした。
下:エントランス平面図:駅からのアプローチを緑に囲まれた空間で柔らかく受け止め、異なるレベルを巡り歩く楽しさを演出。
 
 
■デザインコンセプト~高低差のある庭園~
① 敷地の北半分を「高低差のある庭園」と見立て、西側道路(並木道)~エントランス~パーキングロット~サブエントランス~東側道路(学校・公園)という一連の環境動線を作り出す。(高低差を一つのデザイン要素と見做し立体的に移動する楽しさを生み出す)

②ファサード外観は「岩場に結晶化した水晶」のように、擁壁・外壁の荒々しさとシャープなガラスファサードの対比を強調したデザインとする。

③見上げの視線を意識して「青空との対比」に映える素材・色・緑化を配する。
 
 
アプローチアップ:木々に囲まれ浮かぶラウンジ。天蓋越しに上階の方向に視線が抜ける。
 
 
北西側外観夕景:ライトアップされたエントランスの天蓋が浮かび上がる。
 
 
南西側外観:陽光に包まれるガラスの積層。岩場に結晶化した水晶のように、外構の荒々しさとの対比を強調。
 
 
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